【トラレポ】 2015/8/18~19(火・水)信州小川村@長野県

雲がなければこの後ろに北アルプスが見えます
思い立ったら親子旅!
長野県北部、長野市と白馬村のほぼ中央に位置している小川村。
人口3000人ほどの小さな村です。
この村を知ったきっかけは、出張先で手にした小さな観光案内でした。
北アルプスが一望できて、涼しくて、満点の星空が見える…。首都圏から割と近くて、子どもに自然を満喫させるにはピッタリの所だなと思っていました。

お盆すぎてもまだまだ暑い関東…夏休みも後半となると親子ともどもグダグダな毎日で、このままでいかん!と急に思い立って小川村に出掛けることにしました。
 新幹線で長野まで1時間半、そこから高速バスで20分もすると、小川村の入り口に着きます。さっそくそこにあった道の駅で物色、買い食いする親子二人。小川村はおやきで有名な村でもあります。道の駅で食べたおやき(ナス、ニラ&キャベツ)の美味しいこと!!今まで食べたおやきの概念を変えるくらいの美味しさでした。
 そこから村営バスで宿まで行くつもりでしたが、お宿の人が親切に迎えに来てくれました。あとで分かったのですが、村営バスと言ってもただの自家用車。お金は車内の木箱に入れるシステムです(大人100円 18歳未満無料)。
宿と天文台
 村の入り口から15分ほど車で行くとお宿「星と緑のロマン館」に着きました。こじんまりとしたお宿ですが、簡素できれいないい宿でした。ほかにキャンプ場などもありました。
宿の周りには天文台、ちびっこ広場、テニスコート、マレットゴルフ場がありました。何より景色がとても美しく、さすが「にほんの里100選」に選ばれただけあります。
人懐っこいヤギがいました
景色もきれいだし、空気もとても美味しい、そして一番驚いたのは標高1000mの位置にあるからか、とても涼しく過ごしやすかったことです。朝晩は半袖では寒いくらいでした。


私たちが行った日は夏休み中ですが、平日だったためか、ちびっこ広場には誰もいなくて私たち親子で貸し切り状態でした。
古池のロープボートもターザンロープもブランコもみんな貸し切り!これには息子も大喜びでした。
 周辺の草原にはバッタ、コオロギ、カエルなどの虫や小動物がたくさんいて、それらを追いかけてたくさん遊びました。
親子で夢中で遊んだので、私のいつものガミガミはなくなっていました。
 残念ながら、当日は雲が多くて星座観測はできませんでしたが、お宿のスタッフさんも何度も星空を確認してくれたり、気にかけてくれたりして、とてもあたたかな対応をいただきました。

 翌日は、宿からすぐの「ふるさと体験館」でそば作り体験をしました。地場産センターのおばあちゃんがやさしくそば打ちを教えてくれます。
 意外と力がいるそば打ち。伸ばすのも大変でした。おばあちゃんの手つきが鮮やかでした。お土産で生そばが5人前出来ました。
お昼に食べた地場産センターのおそばの美味しいこと!!!
村営バス 料金は木箱へ。
帰りは村営バスに乗って、村の入り口まで行きました。乗客は私たちしかいなかったからか、運転手さんが時折バスを停めて「あれがムササビの巣だよ」「ここが都会からIターンした家族の家だよ(!)」と教えてくれました。小川村、なんとも温かい人が多い印象でした。
足がなかったので、本州のへそやアルプス展望広場、薬師沢石張水路工などまで足を伸ばせなかったのは残念でしたが、また天体観測のリベンジに行こうと思います。
小川村のマンホール 銀河鉄道の夜!
 親子で人と違う、ちょっと変わったいいところに行ってみたい方、ぜひ小川村をオススメします!夏の終わりから秋にかけて行かれる方はかならず厚手の長袖をかならずお持ちくださいね。
author:アコ