【開催レポート】旅×ダンス 世界の扉をダンスで開けよう


ダンスが持つチカラ、旅が持つチカラ。
それが掛け合わさったらどんな人生になるのだろう。

Dancer×Backpackerとしてダンス指導をしながら16ヶ国を旅したNY発の日本人ダンサー 大脇史門さんをゲストにお迎えして、子どもも大人も一緒に、ダンスと映像とお話で世界への扉を押し開いてみました。

今回はリアルタイムでゲストのお話を視覚的にまとめるグラフィックレコーディングを試してみました!記事の最後で披露しますね。

ゲスト:大脇史門


平成7年4月7日生まれ。母親バレリーナ。父親劇団四季。
幼少期にクラシックバレエ、HIPHOPを地元の教室で習い始める。小学二年生の頃、中京テレビ『少年チャンプル』(ダンス番組)に憧れロックダンスの先駆者TONY GOGOに師事。オールドジャンルを学ぶ。
高校卒業後、NYへ渡米。BROADWAY DANCE CENTERへ ISVPとして1年間留学。滞在中、韓国舞踊やコンテンポラリー、ボリウッドダンサー等、様々なダンスカンパニーから出演オファーを受ける。
その後、中米グアテマラでスペイン語留学。世界一周の旅に出る。『Dancer×Backpacker』として現地の全国紙に取り上げられ、テレビにも多数出演。青年海外協力隊の管轄する教育現場にて、ダンス指導をも行ったり、フリーランスで現地のダンススタジオに赴き、ワークショップを開いたり、イベントパフォーマンスや振り付け等グローバルな活動を行う。 
SHIMON DANCE WORKSHOP主催(※リンク先音が出ます)
武蔵小杉/二子新地/登戸でダンスの指導にあたる
プログラム

1.体を動かしてみよう!
PCトラブル勃発!急遽体を動かしてのアイスブレークとなりました。

2.旅 with ダンス
映像と説明を混じえて、大脇さんの体験談を語っていただきました。
裏話沢山!

3.ダンスで締めくくり!
最後は子どもたちが本日のダンスの成果を大人たちに披露しました。

1.体を動かしてみよう!


本来は「世界のダンス、どこの国か当てようクイズ!」を予定していたアイスブレイクでしたが、PCの不具合で急遽体を動かすワークに変更。

世界中で子どもたちを相手にダンスを伝えてきた大脇さんの本領が爆発!子供達だけではなく、大人もつい乗ってしまう惹き付け力は見事でした。


ストレッチや簡単な動作からはじめて


徐々にレベルアップ。今日の最後はどのような動きで締めくくられるのでしょうか。

2.旅 with ダンス


ゲストの大脇さんの旅×ダンスを映像を交えてお話いただきました。

グアテマラからはじまった世界一周の旅。そこには常にダンスがありました。
スペイン語の習得に選んだ地、グアテマラ。アフリカよりも貧しい世界でも最貧国の一つだそうです。社会問題から食文化・人間性まで、実体験に基づいたお話はとっても貴重!さらに大脇さんの武器「ダンス」を通して垣間見た景色が加わることで、それまでの話にぱぁっと色がつく感覚を覚えました。

殺人が1日で150件・バスシャックが2件起こること。なので移動は結構リスキーで外へ出づらい為、地域内の結び付きが強くなり独自の発展も生まれやすいこと。貧しく娯楽が少ないので、まれにあるイベントの盛り上がりはすごいこと。


アンティグアのホストファミリーと過ごした日々。ちょっとしたキッカケで、全国的な有名人に。(サッカーとTVの力)そのチャンスを活かしてダンスを広める活動、各地の学校でのダンスワークショップ、JICAの人とのコラボ活動。わらしべ長者的に自分のフィールドを広げていく行動力と運のよさとそれを掴む決断力に脱帽です。

まだまだ旅は続く訳ですが、メキシコ→NY→ジャマイカ→ドミニカ→コロンビアまで駆け足で過ぎたところでタイムアップ。

大脇さんと出会えたからこそ知ることができた世界。今までは正直コーヒーを注文する時にしか接点がなかったグアテマラでしたが、話が進むに連れぐっと身近に、その国が自分ごとになっていくのを感じました。

そして、特技を携えることで旅はもっと彩り溢れることが子どもたちにも伝わってくれてるといいなぁと。

3.ダンスで締めくくり!


今日2回めのダンスセクション。子どもたちにとっては長かったお話の後なので、体を動かせる嬉しさを爆発させる子も。中にはここまでくたびれてしまった子もいましたね、よく我慢してくれました。今後はお話の中にワークも細切れで混ぜ込ませるようなプログラムを工夫してきます。(反省です)

最後の締めくくりに、スペイン語と英語で1から10まで数えながら筋トレ。ゲームの「ウノ」の意味、気がついたかな。



嬉しさ爆発組

一人ひとり名前を名乗ってお披露目会へGo!!




最後の腹筋&ストレッチは全員参加してくれてホッ。

この短時間で音楽にあわせてダンスを披露するまでに持っていってくださった、大脇先生のレッスン。終えた後に本格的にダンスを始めてみたいと言ってくれた子もいて嬉しかったです。ちなみに大脇先生は武蔵小杉でもレッスンされていますよ~。

今回は初めての試みも多く、次回以降に活かしたい反省点もたくさんありました。子どもたちの反応は正直で、色んな意味でありがたいです。「旅に出てみたいな~」「コーヒーはコーヒーの実からしかできないんだろうか」など、子供たちからの素朴な感想が次へ進む活力となりました。

そして冒頭でお知らせしました今回初の試み「グラフィックレコーディング」ですが、今後も会の内容にフィットする場合は続けてまいりますので、お楽しみに。




次回の親子旅育推進部は、久しぶりに世代超え妄想旅行大会を計画中です。プレゼン能力は今後子供にとっても欠かせない力。失敗は成長への大きな力になります。子供のうちから、人前で自分の言葉で想いを発表することに慣れておくことは将来への大きな糧となるはず。その場にこすぎトラベラーズサロン/親子旅育推進部をどうぞご活用くださいね。


~覚書~
日時:2017年6月17日 14:00 - 16:00 中原市民館
参加人数:大人:9名 子ども:10名
イベントページ:https://www.facebook.com/events/431999563829603