2015年6月16日火曜日

2015/6/12〜28 スマホやカメラと離れて「生田緑地ホタルの国」

生田緑地に期間限定で出現する仮想の国「生田緑地ホタルの国」。今年は、6/12(金)~6/28(日)の19~21時で開国されます(最寄駅:小田急小田原線/向ヶ丘遊園駅)。

ホタルの国は生田緑地で最も奥まったエリア「ホタルの里」に現れます。車の方は西口駐車場利用が便利。電車の方は向ヶ丘遊園駅から線路沿いを歩き、戸隠不動口から入国します。

生田緑地に昔から生息するゲンジボタル。都市化によって失われ、消えようとしている川崎の自然を調査•保全する活動をされている「特定非営利活動法人かわさき自然調査団」さんが、ゲンジボタル出現時期の環境保護と鑑賞マナーの啓発活動のために、川崎市と協働して本イベントを主催されています。生田緑地では、ゲンジボタル以外にも、ヘイケボタル、スジグロボタル、ムネクリイロボタル、カタモンミナミボタル、クロマドボタル、オバボタルの7種類のホタルの生息が記録されているそうです。

特にスジグロボタルは、光らないホタルではありますが、氷河期の生き残りとも言われ、神奈川県RLでは準絶滅危惧に指定されています。通常、寒冷地の水辺に棲息しており、大都市川崎の公園に普通に棲息しているような生物ではなく、ここに存在していること自体が不思議なことだと専門家からも言われています。生田緑地の自然の特異性を示す生物の一つであり、1年に1匹、成虫に出会えるかどうかというほど貴重な存在となっています。

ホタルの成虫の寿命は約1週間。光をあててしまうと2~3日発光しなくなるという研究結果もあり、カメラでの撮影はもちろん懐中電灯やスマートフォンの明かりもNG。都会の明るさに慣れている私たちにとって、街灯がない暗闇を歩く経験はなかなかない貴重な機会。慎重に歩みを進める必要はありますが、木道の端や階段部分には、ホタルに害を与えない蛍光色の目印をつけるなど、自然と共生しながら安全を確保する工夫もされています。

ホタル出現のピークは20時前後。気温が20度以上で、蒸し暑く、曇っていて風のない夜にほたるが多く飛ぶと言われています。

6/13(土)20(土)には、ビジターセンター2階にて「ホタル鑑賞会」を実施。生田緑地の谷戸の自然とゲンジボタルについて詳しくお話をきくことができます。

ホタル鑑賞だけならばもっと不自由を感じないスポットも多くあると思います。KTSが考える旅の醍醐味は、不自由とトラブル!普段感じる「当たり前」を問い直し、開発が進む川崎において、この生田緑地の自然が守られていることの「有り難さ」を親子で感じられる時間になることと思います。

ホタルの国への入国、ならびにセミナーへの参加はいずれも無料です。土日は駐車場が混み合うようです。ホタルの国の詳細、鑑賞時の注意事項についてはリンク先よりご確認ください。

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