【開催レポート】「世界のクリスマスをフラッグガーランドで表現しよう 」2015/11/29 第4回親子旅育推進部 by KTS

 
この日は丁度アドベントの始まりの日にあたり、クリスマスに向けたワークショップ日和。ゲストも参加者も主催者も暖かい笑顔で溢れた2時間となりました。以下内容と感想です。

1.冬のお出かけおすすめスポット 
2.「クリスマスと言えば?」ペタリングパーティー 
3.世界のクリスマス(こすぎトラベラーズサロン 真鍋) 
4.アメリカのクリスマス(特定非営利活動法人NAGOMI VISIT 副理事 真田さん) 
5.フライトで体験した世界のクリスマス(元日本航空機長 小川さん) 
6.お二人に質問タイム 
7.クリスマスフラッグガーランド作り 
8.ガーランドお披露目&コンセプト発表会 
9.終わりに

 1.冬のお出かけおすすめスポット
 
引きこもり派、アクティブ派に別れました!結果は冬のお出かけ情報として今後皆様にフィードバックする予定です。

 2.「クリスマスと言えば?」ペタリングパーティー
 
クリスマスと聞いて思い浮かぶことを付箋に書き出してもらい、発表しながら大きなクリスマスツリーに貼り付けてもらいました。 
ツリー・プレゼント・サンタ・ケーキなどの定番から、山下達郎・ワイン等の大人クリスマスも。チキン・ローストビーフをはじめとする「肉」グループが人気だったのは盲点。また赤や緑といった色彩が挙げられていたのも印象的でした。月や星もロマンチックでしたね。

 3.世界のクリスマス
 
子どもたちにわかりやすいよう、手描きの紙芝居方式で発表しました。クリスマスが始まる時期が早い国順に紹介。 (詳しくはこちら
・(日本) 
・フィリピン 
・オランダ 
・スウェーデン 
・ドイツ 
・ロシア 
・サウジアラビア
 4.アメリカのリアルクリスマス
・クリスマスだけではない→ハヌカ・クワンザetc... 
・ハヌカ:ユダヤ教 テーマカラーブルー ハヌカキャンドル 
・クワンザ:アフリカ系 アメリカ発祥アフリカではやっていない 緑と赤と黒
・チキンではなくて七面鳥を食べる 
・サフランパン ホットワイン ライスシチュー 鍋 中華 
 ↑色んな国の人が住んでいるから。自由に。 
  大きな国なので、住んでいる場所によっても違う。
・家の飾りは手作りが多く、みんな違って個性的 
・ストッキング(靴下)を手作りする 
・メリークリスマスではなく「ハッピーホリデー」と言う。

 5.フライトで体験した世界のクリスマス
 
・行ったことがない大陸は南極のみ 
・ホテルに泊まりながら感じたクリスマスを紹介 
・日本や東南アジアは賑やか。特にイヴが賑やか。
◯ヨーロッパ・アメリカ 
・静かに24日を過ごす。 
・シカゴでの24日:夜ご飯に注意!お店が閉まってしまう。 
・マクドナルドやバーガーキングも16時まで。 
・20:00まではホテルに軽食(クッキー程度)は用意されていた 
・なので、宗教の違いで閉まらない中華屋インド料理屋へ向かう。 
・でも激混み!予約必須。 
・このフライト時はフライトメンバー全員で同じ店で夜ご飯を食べたのが思い出。
◯イスラム 
・クリスマスは派手にはしていない 
・だけどショッピングモールは派手なデコレーションをしていた
・七面鳥と鶏の大きさの違いに参加者大盛り上がり!! 
・七面鳥はパサパサしているので、各家庭で作るジェリーをつけて食べる。
・ロックフェラーセンターのスケートリンク 
・気候が違うと楽しみ方も違ってくる

 6.お二人に質問タイム
 
Q:操縦中にサンタを目撃した? 
A:ソリは沢山の子どもにプレゼントを配るために、飛行機よりもはるかに速い速度で飛ぶ。なので見れなかった。(小川)
Q:煙突うちにはない 
A:窓の隙間からはいってたんだと思ってた(小川) 
 うちには煙突があったから。。。(真田)
Qアメリカの国旗には何で星が描かれているの? 
A:州が50個あるから(真田) 
 ボーダーは独立時の州の数(小川)
Q:クリスマスはどうしてあるの? 
A:イエスキリストのお誕生日をお祝いするため(小川)
Q:体のメンテ方法は?  
A:東と西どちらに動いても1食減らす(主にフライトで2回の内1回をなくしてた)時差があるので、帰ってくるまでに意識しておかないと1食多くなる。食べた記録をちゃんと付けて管理していた。また、水分を多くとっていた。 
睡眠はトータルの睡眠時間で自分を納得させる。(細切れでも) 
時間の合わせ方は現地に合わせる主義。(小川)
Q:心に残った国は? 
A:街の綺麗さ:ボストン(落ち着いていた)NY(エネルギッシュ) 
 人の優しさあたたかさ:フィジー(小川)
Q:外国と日本の一番違うところは 
A:言葉です(小川)
Q:時間の違いは? 
A:24時間全部違います→時差のお話(小川)
Q:緊張する瞬間は? 
A:離陸時。早さ・速度・位置のエネルギーのうち、速度と位置が0なので。プラス燃料分重い。着陸時は軽いので何度でもやり直ししやすい。(小川)
こちらでは掻い摘んでのご紹介でしたが、実際は実感がこもったエピソードも添えられながらの回答で、大人も前のめりで聴き入っていました。

 7.クリスマスフラッグガーランド作り
 
今までの内容を踏まえながら自分なりのクリスマスをイメージして、インテリアファブリックをチョイス。両面テープを剥がすのに難儀しながらも、クリスマスを彩る世界で一つだけのフラッグガーランドを作りあげました。懸念していた布選び時の喧嘩もなく、穏やかに集中できたひととき。チェック柄の布がダントツの一番人気なのが意外でした。早く出来た子は、元横浜美術館副館長の経歴を持つ小川さんのアドバイスもうけながら、更に進化したフラッグガーランドへと変化させていたのが印象的でした。

 8.ガーランドお披露目&コンセプト発表会
他の参加者が自分に注目する緊張感の中、どの子どもも立派に自分がその布を選んだ理由を発表してくれました。 
 ・賑やかなイメージ 
・ドイツをイメージして(ブラックサンタとサンタと国旗) 
・光と肉とパーティー感をイメージして 
・クリスマスを家族で過ごす柔らかい雰囲気をイメージして 
・素敵だったので 
・チェックが気になった&アドバイスも貰って 
・ブルーは雪&優しいイメージの布を 
・緑と青が好きなので 
・クリスマスカラーをイメージ

  9.終わりに
イベントの総括と感想。そして一つの事柄に対しても、国によって様々な違いがあることをより知ってもらうために絵本「世界とであうえほん」の紹介。

 
今回は親子のうち「子」へダイレクトに内容を伝えたいと考えた内容。会の中では2回程自分の考えたことをアウトプットして発表する場面を設けましたが、1回目では恥ずかしさで親に頼った子が2回目では1人で堂々と答えられたりと、2時間足らずの中でも成長が見れて主催者冥利につきました。自分と他の子のイマジネーションの違いも、出来上がった旗を見ることではっきりと認識できたのではないでしょうか。
正解はない世界の中で、自分の意見を恐れずに言えた子どもたちに拍手を送りたいと思います。また、サポートしてくださった大人の方たちへもお礼申し上げます。
今後も旅をフックに様々な角度から新しい企画を考えていきたいと思いますので、どうぞまたご参加くださいね。
ゲスト&主催者
フラッグを縄跳びに見立ててくれた子も
好みの布争奪戦
素敵な自分なりのクリスマスを!!
author:スー